shirayurigakuen_2017
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 白百合学園の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会は、1696年フランスのボース平野にある小村ルヴェヴィル・ラ・シュナールで、教会の主任司祭ルイ・ショーヴェ神父の教区民の物質的精神的必要に応える慈父の配慮から生まれました。神父の熱意に応えて集まった娘たちはともに祈り、手仕事をしながら共同生活を営み、子どもたちのために小さな教室を開き、病人を見舞い、看護に携わりました。このようにして修道会の第一歩が踏み出されました。 1707年には、他の教区からの求めに応えて、幾人かは、ルヴェヴィルを離れて、貧しい人々、病人の世話、教育などの奉仕活動を始めました。1708年、シャルトルの司教の招きでスールたちはシャルトル市内に移り、シャルトル聖パウロ修道女会の名称で呼ばれるようになりました。現在も修道会の母院はシャルトルのカテドラルのそばにあります。 1727年、政府の要請に応えて仏領ギアナに最初の宣教女として4人を派遣しました。その後、修道会はフランス国内ばかりでなく、ヨーロッパ諸国、アジア、アフリカ、アメリカ大陸へと広がり、社会福祉、医療、教育、司牧などの奉仕活動に従事しています。 最初の宣教女が出発した後、フランス革命の試練を経た修道女たちは、アジアの司教方の招きを受けて、シャルトル母院から香港、べトナム、日本へと宣教女を派遣しました。こうして修道会はさまざまな苦しみ、困難に遭遇しながらも、世界各地の依頼に応えて修道女を派遣し、現在37数カ国で社会福祉、医療、教育に携わりながら、人々の精神的支えとなるように励んでいます。 日本には1878年、オズーフ司教の要請に応えて3人の修道女が函館に到着し、その後大勢の宣教女が来日し、教会の願いに応えながら東京、宮城県、岩手県そして神奈川県、熊本県に支部を設立し、教育と社会福祉の分野で奉仕しています。シャルトルのカテドラルと母院ルヴェヴィルの最初の家■シャルトル聖パウロ修道女会Shirayuri Gakuen 18ホームページ http://www.spc-japan.org

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